ダウン症 出産

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ダウン症児の出産リスクとは

ダウン症児だからといって、出産が大変だとか危険が伴うとかいうことはありません。基本的には、普通の子供と同じように生まれますし、何かが起こって問題になる確率も同じくらいです。つまり、出産自体に関してはそんなに心配しないでいいわけです。

 

問題は、胎児がダウン症である事実そのものです。そもそもダウン症という症状は受精卵の染色体に異常がある状態で、そのまま育ってしまうことです。染色体に問題が起こる原因は、もともと両親の遺伝子に何か問題があるのか、それとも偶発的に受精があまくいかなかったためのどちらかですが、これは日本人の場合千人に一人の確率で発生します。

 

偶発的な異常を除くと、両親の遺伝子に問題があるケースがほとんどです。もっとも、母親の出産年齢が上がるに従って子供がダウン症として生まれる確率も上昇するため、少なくとも母親の年齢にダウン症の発生が関係していることは確かで、それは生物としての人間の構造や機能が大いに関係します。

 

人類、というよりほ乳類の多くは、雌は生まれた時にすでに一生のうちに作り出す卵子の素が完成しています。人類の場合、一月に一度排卵しますが、この卵子はその時に生成されるのではなく、すでに体内に持っている卵子を一度にひとつずつ排出しているわけです。この卵子が精子と出会って受精し、子宮に着床して胎児になるわけですが、つまり卵子はそうなるまでにずっと母親の胎内で過ごしてきたことになります。

 

高齢出産とは、つまりその卵子が母親の年齢と同じだけの期間を過ごしてきたわけで、古くなれば機能的に異常を生じやすいのは機械も生物も同じです。高齢出産というと母親の身体のことばかりが問題になりますが、実際には胎児を形成する細胞も長期間の保存によって烈火している可能性もあるわけです。

 

ちなみに、精子の方は生物の雄の体内でその都度生成されるため、経年劣化という問題はありません。遺伝子異常のためにダウン症が生まれる可能性は、母親の遺伝子が理由である場合が父親の遺伝子の百倍近い確率があるのは、おそらくそういうわけでしょう。

 

ダウン症は遺伝子異常によりますが、普通遺伝子異常があれば出産自体が危ぶまれます。遺伝子が正常であって初めて、その生物は母親の体外で生きていけるわけで、異常がひどいと無事出産することすら難しいとされています。ダウン症は、出産が可能な程度の遺伝子異常の病気であるということもできます。

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