静的筋持久力

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静的筋持久力とは

静的筋持久力とは、動きを伴わない動作を長時間持続して発揮する能力を言います。具体的に言えば、鉄棒にずっとぶら下がり続けるとか、重量物を持ち上げてそのまま上げ続けるなどの場合に発揮される筋力です。

 

ある意味、この静的筋持久力こそが本当の持続力と言えるのかもしれません。全身持久力や動的な筋持久力の場合は、どうしても動きが伴うために「耐える」というイメージから外れます。持久力とは、何かを押しとどめる力、というようなイメージがあるため、動きが入るとちょっと違うように感じるからです。

 

静的筋持久力は、動きのない状態で出来るだけその状況や姿勢を維持し続けるという、実に地味で救いのない機能です。何かを達成しつつあるというような感触はまったくなく、せいぜいが良くて現状維持というものは、あまり好まれない状況です。

 

しかし、静的筋持久力が必要な場合は、もうそれしかないことが多いわけです。海を漂流していて流木に捕まっている場合とか、助けが来るまで崩れかけた壁を支えるとか、確かに地味ですが手を抜いたらもうおしまいになってしまうという、ギリギリの状況です。しかも、このレースは基本的に終わりが見えない、出来るだけ耐えろという困難なもので、そういう場合はやはり精神力がものを言います。いくら筋力があっても、一瞬でも気を抜いたらそれで負けなのです。

 

静的筋持久力に優れた人は、ひょっとしたら一番強いのではないかとおもいます。

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